ももクロ人気は落ち目(下降線)なのか

アイドル考察ブログ「Idolics」blog

ももクロの人気は下がってきたのか

近年、「ももクロ飽きた」「ももクロの人気って下がってるよね?」「ももクロの人気が落ちてきたのを実感する」という声を耳にするようになりました。

はたして本当にももクロ人気は右肩下がりなのか。

データで見るももクロの人気

アイドルの人気として顕著に表れるデータのひとつとしてCDの売り上げがありますよね。

シングルの過去最高売り上げは、2012年11月21日に発売された「サラバ、愛しき悲しみたちよ」の約13万2千枚だということです。それ以降は、2013年リリースの「GOUNN」は約9万枚、昨年5月発売の「泣いてもいいんだよ」は約8万枚、同7月発売の「MOON PRIDE」は約6万枚とのことで完全に右肩下がりですね。

そのことに焦ったのか、CDを複数枚購入すると招待制ライブの応募抽選券と特典ライブ映像が当たるというキャンペーンを2015年1月に開始。AKB商法へのアンチテーゼだったはずのももクロが、結局この売り方を始めたことでコアなモノノフも離れたという話も聞きます。既にライト層(ちょっと好きな程度のファン)はかなり減ったといわれています。実際私の周りにいるアイドルヲタも徐々に離れているように感じます。

ネット上のウワサ話や、私の周りにいるアイドルヲタの数少ないデータだけでは言い切れない部分もあるので、できるだけ信憑性のあるデータで見てみましょう。

信憑性の高いデータのひとつとして考えられるのは、「検索エンジンでどれくらい検索されているのか」というのが指標になります。「ももクロ」というキーワードでどれくらい検索されているのでしょうか。

ももクロ人気は落ち目なのか

こちらのグラフがGoogleで「ももクロ」と検索されたデータになります。頂点は2013年1月で、それ以降は完全に右肩下がりですよね。2012年12月31日に紅白歌合戦に初出場しているので、まず間違いなくそれが要因でしょう。年末に紅白を見た人が1月にバババーっと検索したということですね。2013年1月の頂点を100とした場合、直近では40ぐらいまで検索のボリュームが減っています。CDの売り上げも頂点からおよそ40%ぐらいまで下がっているようなのでほぼ一致しますね。

こういうデータを示すと必ず言われるのが「ももクロが認知されたからわざわざ調べなくなったんだよ」と。確かに一理ありますが、では例えば日本の社会的にほぼ100%の人が知っていると思われる人物のデータを見てみましょう。

「ビートたけし」で検索したデータです
ビートたけし

日本で知らない人はほぼいないと思われる人物でも、検索回数はずーっと横這いです。何かニュースになったときなどにピョコンと検索ボリュームが一時的に増えますが、基本的にはコンスタントに検索されています。他の有名人で試してみてもわかりますが、認知されたからといって検索されないことは無いということになります。

客観的なデータで見ても、明らかに市場の興味は薄れているようです。

ちなみにでんぱ組.incの検索データです。対照的ですかね。
でんぱ組の人気

ではなぜももクロ人気は下がっているのか

どちらかといえば現在の私はアイドル業界全体を薄く広く見ているので、コアなモノノフとは意見が異なるかもしれませんが、あくまでも私見としていくつか考えてみます。

しおりん(玉井詩織)が実は妹キャラじゃなかった

これって結構ありませんか?ももクロのファンになる入り口のひとつとして、黄色の子が健気でかわいいというのがあるかと思います。2011年の夏頃に髪をばっさり切ったときを、似合う、可愛いなどといったファンも多数いたとは思いますが、なんか思ってたのと違うと感じた人も結構多かったのではないでしょうか。その後の言動行動を見ても、最初に見た頃の印象とは違うように感じて「黄色はなんか違う」と離れていったライト層のファンは結構いたはずです。最初黄色か赤を入り口としてファンになり、「実は紫がももクロの重要人物じゃね?」となり、ピンクを経由して緑に行き着くというパターンが多いですね。

何か少しでも知性を感じないと厳しい

ももクロちゃんなどを見てもわかりますが、基本的に5人ともおバカキャラで、いつもキャッキャしている印象です。少なくともライト層にはそう映ると思います。本当の意味で「週末ヒロイン」だった頃はそれでも通用していましたが、「20歳そこそこになっていつまでも同じようなキャラだとちょっとね」と感じるのが世間の目だと思います。例えばこれで、黄色(玉井詩織)が上智大学の学生だったり、実は紫(高城れに)が英語ペラペラみたいなことがあると世間の目も変わってくるんですが。上坂すみれ補正のような感じでしょうか(アイドル声優の上坂すみれは上智大学の学生)。AKB48でも松井咲子のピアノとか、卒業しましたが仲俣汐里は早稲田大学の学生だったりして、「学歴があるとアイドルの人気が出る」ということではありませんが、人気のスパイス的な意味で「知性」を感じることは意外と重要だったりします。そういう観点ではももクロちゃんたちは厳しい年代になってきたのかもしれません。夜のお店なんかに行って、出てきた女性に「普段何やってんの?」「学生です」「へーどこ行ってんの?」「上智大学です」なんていうことがあるだけで、男は夜の女性にプレミアム感を感じたりするのも似たようなことだと思います。チラっと知性を感じるとお得感がグンと増すものなんです。完全にオッサン目線ですが。

他にも細かいことがいろいろと

他にも細かく残念なところがいろいろあります。赤(百田夏菜子)まで髪をばっさり切ったこともそうですかね。アイドルグループにショートカットは2人もいらないし、言っちゃ悪いんですがあまり似合っていない。一気に老け込んだように見えました。コアなモノノフはショートカットだろうが坊主だろうが応援しますが、ライト層を取り込むなら作戦ミスではないでしょうか。若くて可愛くて気の利く司会者枠は同年代の小島瑠璃子に持っていかれたような気もしますし。

これは暗黙の了解で言っちゃいけないことなんでしょうが、ピンク(佐々木彩夏)の激太りですね。本当は触れたくないですが。優しいモノノフは「若いから多少太ることはあるよね!」と温かい目で見てきたように思いますが、ピークはまだかい!というぐらいまだまだ大きくなっていますよね。それでも大食いしているとか聞くたびに「プロ意識とか無いんかい」というようなことを、言わないまでも心の中で思っているファンはかなり多いはず。先月高校を卒業しましたよね。ぼちぼちなんとかしないと、温かい目で見てくれていたファンも徐々に・・・。ストレスなどが原因であれば思い切って休ませるというのも手段のひとつだと思います。追い込まれてダメになる前に運営は対策してあげてください。

マネージャー川上氏の神通力も効かなくなってきたように感じますし、ヘリウムガスの件も間接的なダメージになっているようですね。ライト層ですらない世間の誰しも知っているようなヒット曲も思いつきませんし。ちょっと厳しくなってきましたかね。緑(有安杏果)も精神面の不安が囁かれていますが心配しています。私はももクロなら緑推しなので。事情はよくわかりませんが、個人的にはヒャダインさんと離れたのは大きいですね。AKB=秋元康、Perfume=中田ヤスタカ、みたいな感じでももクロ=ヒャダインで継続して欲しかったんですけどね。

あと、ももクロちゃんのライブは好きなんですが、アニメロサマーライブに出てくると、なぜか「???」と感じてしまいます。場違いというか、今日はももクロちゃんを見るために来たんじゃない感を感じるというか。アイドル声優を見に行ったときはちょっといらないですかね。例えるならフランス料理を食べに行って、コースの途中にカツ丼が出てきたような感覚です。カツ丼を食べたいときは嬉しいんですけどね(カツ丼が下という意味ではないです)。しかも結構VIP扱いで曲数も多いし途中のコーナーなどでもちょいちょい出てくるんですね。全力の1曲を歌って帰る!みたいな方がお得感出ますよ。

アイドルは出口戦略も重要ですが、事務所は今後の着地点をどこに定めているのでしょうか。ベビーメタルとでんぱ組にファンが流れているとも聞きますが、原因はそれだけではないようです。いきなり水着解禁とか、そういう運営の「迷走」だけは勘弁してくださいね。目指すモデルケースはジャニーズのTOKIOでしょうか。グループは維持しながらそれぞれが活躍できることを祈っています。そのためには1年ぐらい活動休止して充電するのもアリかなと思っています。悪口のようなことばかり書いてしまいましたが、私自身はコアなモノノフではないにしても決してももクロのアンチではありません。元気で一生懸命が最大のウリなのに最近は活動自体が辛そうに見えてしまうので、運営はその辺のケアもきちんとしてください。いろいろな意見があるかと思いますが、あるオッサンが言っている一つの意見として捉えていただけたら幸いです。